お知らせ
新さっぽろサンピアザ水族館×新さっぽろデュオカルチャースクール 初のコラボ商品 ケープペンギンオリジナル手ぬぐい 発売決定!
新さっぽろサンピアザ水族館×
新さっぽろデュオカルチャースクール
初のコラボ商品「ケープペンギン オリジナル手ぬぐい」を
8月12日(月振)~売店にて販売いたします。
今回は「シルクスクリーンによるファブリック・版画制作」
講座の講師である Aobato 先生のオリジナル手ぬぐいです。
発売開始日:8月12日(月振)~
サ イ ズ:35.5cm×44.5cm
価 格:1,080円(税込)
◎講師プロフィール
「Aobato(アオバト)」は小樽に工房を持ち、
オリジナルデザインで北海道の季節の植物や、何気無い暮らしの情景を
デザインに描き、シルクスクリーン捺染(なっせん)と呼ばれる技法で
手染めの布作品を制作しています。
◎シルクスクリーンとは?
「シルクスクリーン」は版画や印刷技法の一種で「セリグラフ」とも呼ばれています。
型紙を使う方法で、実は日本の友禅染めや紅型、伊勢型紙、江戸小紋などを
ルーツとした印刷技術、海外では「ジャパニーズ・ステンシル」と呼ばれていました。
それをヒントにイギリスのサミュエル・シモンという人物が、シルクの布を使って
「シルクスクリーン・ステンシル」としたのが始まりと言われています。
日本→欧米→世界や日本、と旅をして進化を遂げた技法といえます。
◎どのように手ぬぐいが出来上がるのか?
【1】網が貼られている枠に、絵柄の型をつけて「版」を作ります。 版の作り方は、デザインナイフなどで絵柄を切り抜いた型紙を貼り付けたり、感光乳剤というものを使って紫外線で焼付けをしたりします。
【2】版の上に染料を混ぜた「色糊」を置き、「スキージ」という平たいゴムベラを
滑らせながら下に色を押し出します。色についてもデザインに合わせて染料の調合を行い、
湿気や気温に合わせて色糊の硬さやスキージを滑らす力加減を変えて1枚ずつ染めてゆきます。
【3】染め上がった布は乾燥の後、定着処理をして湯洗い、アイロンをかけて完成です。
【4】長い工程を経て一枚の布が出来あがります、同じ絵柄でも2つとして同じものにならないアナログのものづくりとなります。